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■登録日 2023年10月31日  


[訃報]技能者の処遇改善に尽力 才賀清二郎氏逝く

▲才賀清二郎氏

 全国の建設専門工事業団体を束ねる建設産業専門団体連合会(建専連)の会長などを長きにわたり務めた才賀清二郎(さいが・せいじろう)氏が亡くなった。10月22日に死去、83歳だった。生前は、技能者の処遇改善を訴え奔走。建設キャリアアップシステム(CCUS)の実現などに貢献した。葬儀は、近親者のみで執り行われた。後日、お別れの会を行う。

 中央大学文学部国文科を中退し、才賀組に入社。代表取締役、取締役会長、取締役相談役を歴任した。

 団体関係では、建専連会長の他、東京建設躯体工業協同組合理事長、日本建設躯体工事業団体連合会会長、全国建設産業教育訓練協会会長、建設技能人材機構代表理事、建設業労働災害防止協会副会長などを歴任。公職関係では、労働政策審議会専門委員、優秀施工者国土交通大臣顕彰審査委員会委員、中央建設業審議会委員、勤労者退職金共済機構運営委員などを務めた。

 1999年5月に黄綬褒章、2011年11月に旭日中綬賞を受章。他に建設大臣表彰、労働大臣表彰を受賞している。

 前会長の訃報に接し、建専連の岩田正吾会長は、「建設専門工事業団体を建専連に結集させ、われわれの声を聴いてもらえる環境をつくった最大の功労者だ。会長職を引き継いでからも、いるだけで安心できる存在だった」と冥福を祈った。   

 また、全国建設業協会(全建)の奥村太加典会長は「才賀氏は、長きにわたり若手技能者の育成や特定技能外国人の受け入れ推進、労働条件の改善など、業界団体を超えた建設産業共通の課題解決に向けた取り組みを積極的に展開された」と功績をたたえた。

 日本建設業連合会(日建連)の宮本洋一会長は、「特に建設技能者の人材確保・育成には力を入れられ、社会保険の加入促進や富士教育訓練センターの建て替え、CCUSの普及促進にその類まれなリーダーシップを発揮して大きく貢献された」と敬意を表した。

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