株式会社増田工務店(増田祐介代表取締役社長)と協力業者でつくる増友会(緒方克則会長)は11月17日、高鍋町内で2023年度「秋季安全大会」を開催した。大会には同社及び協力会社の社員ら約160人が参加。安全表彰や安全講話、安全宣言を通じて安全意識の高揚を図り、無事故・無災害の達成に邁進することを誓った。 大会で挨拶に立った増田社長は、「企業に於いての目標達成は大切なことではあるが、何よりも安全目標が達成できなければ、全ての目標に於いて未達成であり、災害ゼロであることが一番重要である」と強調。作業時に於ける安全確認の徹底を呼び掛けるとともに、同社及び協力会社の更なる発展に向けて邁進していく考えを示した。 増友会の緒方会長は、企業を存続させるために、無事故・無災害の継続が不可欠であると指摘し、災害ゼロの重要性を訴えたうえで、年間2回開催している安全大会の意味を十分に理解し、安全に業務を遂行してもらいたいと参加者に呼び掛けた。 安全表彰では、協力会社表彰を受賞した▽福田慎弥氏(株式会社緒方塗装)▽吉満宜輝氏(株式会社サトウ)▽加藤信二氏(前同)▽徳永吉成氏(株式会社原田)―の4人、社員表彰を受賞した▽北丸隼也氏(建築部)▽吉留蓮氏(前同)▽寺田圭介氏(土木部)▽久保一星氏(前同)―の4人に対して、表彰状と記念品が贈られた。 品質安全管理部の藤田弘徳氏は、過去7年間に於ける労働災害の発生推移や災害事例などについて説明。危険の軽視や不安全行動が思わぬ事故に繋がると述べ、安全に対して真剣に取り組んでもらうよう理解と協力を求めた。 大会宣言では、建築部建築1課の鍋倉太貴氏が「安全に配慮した作業計画・手順を策定・遵守し、労働災害ゼロを達成する」と力強く宣言。鍋倉氏の発声に合わせて、参加者全員で「ゼロ災で行こう、ヨシ!」と唱和した。 大会ではこのほか、NPO法人健康笑い塾の中井宏次氏を講師に招き、「こころの笑方箋:人財育成とユーモア」をテーマに講話を行った。