国土交通省は、先進的な設計・施工技術を採用した木造建築物の事業費を補助する「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」の採択プロジェクト9件を決定した。このうち1件は、丸太組構法の壁・床にCLT(直交集成板)の活用を実証する木造実験棟。 採択プロジェクトは次の通り(①提案者②建設地③補助限度額)。【一般建築物】▽(仮称)エルピザの里改築計画―①社会福祉法人清輝会②千葉市③6401万円▽桐朋学園大学仙川キャンパス第2期工事―①桐朋学園②東京都調布市③2億2200万円▽吉野町ビル建替え工事(RC+CLT)―①個人②横浜市③3304万円▽茶屋ケ坂アパート建替計画―①清水建設名古屋支店②名古屋市③1億0215万円▽(仮称)タクマビル新館(研修センター)―①タクマ②兵庫県尼崎市③2億0489万円▽(仮称)高知学園新学部棟8号館―①高知学園②高知市③9838万円▽CLT国内展開PJ(都市から地方へ)―①三菱地所②東京都中央区③1170万円▽(仮称)明浄学院新校舎建替工事―①明浄学院②大阪市③8308万円【木造実験棟】▽CLTを壁・床に利用したログハウス―①フェニックスホーム②横浜市③3000万円。