鉄道・運輸機構は、日本建設業連合会北陸支部と地域鉄道の災害復旧に関する協定を4月26日に結ぶ。IRいしかわ鉄道などが被災した場合に、鉄道・運輸機構が各建設業団体と緊急随意契約を結び、迅速な災害復旧につなげる。石川県建設業協会との協定締結も調整中だ。 協定書には、災害時に、機構が日建連北陸支部に災害応急対策業務や建設資機材調達を要請し、被害の拡大防止と早期復旧に努めると明記した。 同機構は、能登半島地震の際に、北陸地方整備局や石川県などと連携して復旧・復興工事に取り組んでいる。この他、23年に創設した鉄道災害調査隊を派遣し、被災状況の把握や個別施設の被害状況調査、復旧支援なども行っている。同機構は、3月26日にIRいしかわ鉄道とも災害復旧に関する協定を結んでいる。