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■登録日 2015年11月26日  


建設工事の工夫・改善10事例を紹介 全建が技術研究発表会

▲発表会の模様▲写真は発表者

 全国建設業協会(全建)は25日に東京都中央区日本橋茅場町の鉄鋼会館で技術研究発表会を開き、2015年度の「建設工事における施工の工夫・改善事例集」に応募のあった100事例のうち、特に会員傘下企業の参考になると考えられる10事例を紹介した。

 開会あいさつで全建・建設生産システム委員会の渡邉勇雄会長は「工事における現場力や技術力は現場を熟知した者が日頃から問題意識を持ち、知識や経験を生かしつつ新たな観点で創意工夫を積み重ねて生まれる」と指摘。研究発表の場を設けることが「建設業に従事する方々のやりがいにつながる」と強調し、紹介する事例を参考にして「各現場の業務に生かしてほしい」と聴講者に呼び掛けた。

 今回の事例は土木分野6件、環境と建築の2分野が各2件。トップを切って発表に臨んだ田中建設工業(青森)の田中直人氏は、厳冬期の場所打ち函渠の築造に際して「ライトウェイトホース」を用い、材料の分離を防ぎながらコンクリートを打設できた事例を紹介した。

 発表者・事例は次の通り(敬称略、発表順)。

【土木】▽田中直人(田中建設工業、青森)―コンクリートの品質確保(ライトウェイトホースによる材料分離の防止)▽田村泰史(淺沼組、大阪)―土木作業の動線分析による生産性向上と技術伝承の対策〜次世代への生産向上システムの構築〜▽大場友裕(丸本組、宮城)―軟弱地盤上での基礎杭精度の確保▽足立淳治(須山建設、静岡)―環境条件による資材運搬方法の工夫▽藤原求(川嶋建設、兵庫)―安全性と施工性を向上させたトンネル天井板撤去工法▽田邉桂太(国際建設、山梨)―間詰石投入時における法枠ブロックの保護

【環境】▽竹雅博(中野土建、長野)―100%コンクリート製砕石を用いた補強土壁工の築造〜砕石盛土の適用に伴う地下排水工構造の簡略化〜▽頭川弘(加賀田組、新潟)―環境に配慮したタイヤ洗浄装置〜魚たちの住みやすい川を考えて〜

【建築】飯田尚樹(森田建設、大分)―アルミシステム型枠による生産性の抜本的な改善「少ない人員・少ない資材で工期短縮を可能にするALSP2(アルサップ)工法!!」▽岩谷亮(藤田建設工業、福島)―太陽光発電所造成工事の創意工夫(調練場太陽光発電所)。

■田邉桂太氏(国際建設)に最優秀賞

 全国建設業協会は25日の技術研究発表会で紹介された10件の事例の中から、国際建設(山梨)の田邉桂太氏による「間詰石投入時における法枠ブロックの保護」(土木分野)を最優秀賞に選んで表彰した。山梨県甲府市の竜ケ池改修で堤体付帯工の法枠ブロックを鉄製の枠を使って養生し、破損を防ぎながら効率的に間詰石を投入できるようにした。田邉氏は今回の工夫が「現場で作業員と考えた」ものであることを強調しながら、「これからもがんばってより良いものを造っていきたい」と謝意を述べた。

 また、川嶋建設(兵庫)の藤原求氏による「安全性と施工性を向上させたトンネル天井板撤去工法」(土木分野)を特別賞とした。

 審査員として参加した国土交通省の柿崎恒美環境安全・地理空間情報技術調整官は「技術者と企業が創意工夫を凝らして現場の中のさまざまな課題に対応し、地域のために貢献していること実感できた」と講評した上で、今後も「このような取り組みを続けて日本の社会資本整備に貢献してほしい」と語った。


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